現代の漫画の読み方~電子書籍と紙媒体の書籍~

 私は昔から漫画が大好きで、自分の部屋にも漫画だらけ、友人の部屋へ行っても漫画チェックして知らない漫画があればまず手にとって読んで見るほどの漫画好きでした。

 漫画というのはその人の価値観がでてくるものだと思っており、誰も読まない本を持っているとそれだけで自分の価値観が他の人と違うんじゃないかと優越感に浸るほど少し頭が残念な私でした。

 今でも変わらず漫画が好きで忙しくなければ週に1回は漫画喫茶へ足を運び、色々な本を手に取り読んでいます。しかし、最近私の漫画の読み方が少し変化を遂げています。携帯やPC・スマホ等で読める電子書籍と呼ばれる漫画や小説が広く浸透しつつありますよね。

 もれなくその余波を受けた私は電子書籍のサイトに登録し、好きな本を片っ端から購入し出勤時間の合間や昼休み、はたまた自宅に孵った時などに活用するようになりました。最初は電子書籍のやり方に慣れず、大量に本をダウンロードしたにも関わらず反対していたのですが、今では便利なツールとして愛用しています。

 その中でやはり双方のメリットデメリットというものが浮き上がってきました。

 まずは電子書籍は持ち運び便利だということが第一に強い利点ですね。携帯ひとつで何冊でも読めますし周りからも何を読んでいるのかというのが携帯を覗きこまないとわからないです。そして購入する際に本屋に足を運ぶ、お金を支払うという手間がないことですね。インターネット上で膨大な漫画の数がでてくるので、検索ワードでヒットした興味のあるものをすぐ購入し読めるのが素晴らしいですね。

 紙の書籍の場合は、昔から慣れ親しんでいたからなのかわからないのですが、やはり描写のインパクトが段違いに違うということですね。実際にページをめくるため、感情がのりやすいのか、それこそ手に汗握る展開もそのまま脳に直接響きます。電子書籍だと実際には同じ画面なので重要な場面でもイマイチズシンとくるものがないところです。

 あとはコレクションとしてとっておけるのがなにより良いですよね。部屋に入ってきた時にずらっと並んでいる自分のお気に入りの漫画達。今日は度の本を読もうかなと右から左へ目を移動させ、「今日はこの漫画のこの巻を読もう!」なんて幸せこの上ないですよね。

 これも電子書籍ならどこでもみられるわけですから楽しさも半減してしまうところです。

 それでも私はお互いのメリット・デメリットがわかった上で最大限活用して楽しんでいます。やはり私は根っからの漫画好きなんだと思います。
投稿日:2016年7月15日

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