漫画が大好きで歴史分野の勉強が得意になった思い出

 小さい頃から、とにかく漫画が大好きで堪りませんでした。ピアノ教室に行っていた時も、目的はピアノというより、教室においてある週刊コミックや単行本の漫画の数々でした。

 漫画はお小遣いをはたいて買っていましたが、読みたいもの全部を買うお金はもちろん無いので、いろんな人に借りて読みました。その中で最初の出会いはやっぱり「ベルサイユのばら」です。従妹のお姉ちゃんに借りて読んだのですが、もう時がたつのも忘れて、一気に全巻読んだことを覚えています。

 昔ながらのキラキラ目の絵の少女漫画!って感じですが、これが実は私の歴史好きの第一歩となったきっかけなんです。もちろんフィクションなものの、史実に基づいている部分も多々あるので、世界史の授業が始まってからどんなに嬉しかったことか…。フランス革命とか、その頃の時代を取り巻く世界情勢とか、興味は尽きません。

 皆が、長い歴史用語や、歴史上の人の名前を覚えるのに四苦八苦している時も、「あ、これ聞いたことがある」といった感じでスラスラ頭に入っていくし、とにかく楽しくて仕方がありませんでした。

 ベルばらだけでなく、「あさきゆめみし」や「日出処の天子」も、忘れられない漫画です。「あさきゆめみし」のおかげで源氏物語などの古典もラクラク。テストで大活躍しました。「日出処の天子」は歴史に興味というよりは、禁断の厩戸王子(聖徳太子)に興味深々…、という感じでしたが…(笑)

 どこまでが本当の話で、どこがフィクションなのかを調べたりするのも楽しかったです。少女漫画だけでなく、弟のジャンプも借りてよく読み、あらゆるジャンルの漫画を読んできましたが、本当に漫画家ってすごいなと思います。絵とストーリーの両方重要ですものね。

小学校の卒業文集に「漫画家になりたい」って書いていましたが、到底無理…。大人になった今でも漫画は読みますが、時々、古い名作を無性に読みたくなってしまいます。キュンキュンする恋愛漫画もいいのですが、やっぱり歴史が背景の漫画って忘れられないものです。

投稿日:2016年7月15日

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