室山まゆみの『あさりちゃん』は懐かしいギャグ漫画

 私が初めてハマった漫画は『あさりちゃん』です。あさりちゃんや姉のタタミちゃんのイラストを練習して描いていました。これがけっこうクラスで好評でした(笑)

 私が『あさりちゃん』を読んでいたのは小学生のころで、もうかなり前のことです。でも漫画はその後もずっと連載されていたのですよね…。大人になった今、あらためて読み直してみようとも思ったのですが、コミックが多すぎてちょっと手が出ません。

 あさりちゃんの天真爛漫なところが好きでした。姉のタタミちゃんのほうは運動神経はないけれど、それ以外はすべてあさりちゃんの上で、要領よく世渡りしていきそうなところが子供のころにはむかついて、嫌いでした。自分が妹という立場だからだと思います。今では、これもタタミちゃんの個性で、そのまま進んでほしいと思っています(漫画ではいつまでも小学生なのですが)。

 最終回がどういう話だったのか、それだけでも読もうかなと、読みたいなと思います。調べてみると、100巻まで出ているみたいですね。悲しいラストだったらいやだなと、それはあさりちゃんには似合わないですし。

 室山まゆみ先生は今、どういう作品を描いてらっしゃるのか…。全然情報をチェックしていないですが…『あさりちゃん』以外の室山先生の漫画を読んだこともあります。ペンギンが出てくる作品やおばけが出てくる作品です。それぞれのタイトルを忘れてしまいました(泣)。やはり『あさりちゃん』以上にインパクトがある作品はないものですから。

 室山先生がたまに描く、正統派な少女漫画風な絵も好きで、ギャグのキャラとのギャップがおもしろいです。基本的にギャグ漫画なので、美形に描かれたキャラクターはそれだけで目立ちます。

 あさりちゃんは活発で勉強は全然ダメだけどスポーツ万能で・・、こういうキャラなら男の子に置き換えてもいいのですが、やっぱり女の子だからいいのだと思います。女の子としての可愛さがあります。

 アニメとしても放映されていたので、アニメで親しみが強い人が多いかも知れません。久しぶりに読んで見るのもきっと面白いと思います。
投稿日:2016年7月15日

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